フリーランスには保険や補償がなく不安に感じている方も多いのではないでしょうか?
年金制度なども含めて、フリーランスWEBデザイナー向けの仕組みをご紹介します。
健康保険組合を変える
文芸美術国民健康保険組合
健康保険組合に変えることで一定額の健康保険料となります。フリーランスWEBデザイナーが文芸美術国民健康保険組合に加入するためには、JILLA(イラストレーション協会)に加入し、審査を受ける必要があります。
補償で備える
【JILLA加入者】中央会の所得補償制度
JILLA(イラストレーション協会)加入者は中央会の所得補償制度をオトクに利用できます。
文芸美術国民健康保険組合は、JILLA(イラストレーション協会)加入が必須のため、中央会の所得補償制度の対象となります。
https://jilla.or.jp/compensation
フリーナンス
GMOが運営するフリーナンスはフリーランスのためのサービス。フリーナンスに無料登録しフリーナンス口座を利用することで、補償サービスが自動で付加されます。口座と言っても銀行口座とは異なり、フリーナンス口座は報酬の受取専用の口座です。
その他にもプラス料金で、所得補償や感染症の保険もあるので、検討してみる価値があります。
年金を備える
私は、学生時代の国民年金保険料を追納し、付加年金とiDeCoで備えています。
いずれにしても、確定申告で所得控除になるので利用を検討してみてください。
学生時代の年金を追納する
学生時代の年金、猶予を受けている方が多いのではないでしょうか?ところが、猶予は免除ではありません。猶予分は払っていないのでその分の年金を受け取ることはできません。
この学生時代の猶予は10年以内であれば追納することができます。国民年金保険料は払った年数も重要になるので、追納の検討は早めにしましょう。
国民年金基金
よくCMでやっているフリーランスや自営業の方向けの年金制度です。国民年金保険料とは別に備えておく仕組みですね。
付加年金制度
現在の国民年金保険料にプラスして払う仕組みの制度です。付加年金は国民年金基金を利用している方は利用できません。
iDeCo
iDeCoは、国民年金保険料とは別に備えておく運用する年金の仕組みです。国民年金基金、付加年金制度も合わせて利用できます。
小規模企業共済
いわゆる積み立てによる退職金制度のようなもの。
小規模企業共済とは、小規模企業の個人事業主、共同経営者、または会社等の役員が加入することができる共済です。
フリーランス、個人事業主は退職金がないので、積み立てておく仕組みが利用できます。所得控除も利用できるのがメリットですね。