2022年10月より手数料が高額になった
ランサーズ手数料は2022年10月より複雑になり、手数料が高くなりました。ランサーの負担が増えて、フリーランスにはかなり厳しい状況に感じています。
ランサー負担のシステム手数料(税込) | 16.5% |
クライアント負担のシステム手数料(税込) | 5.5% |
上記に加えてランサーズでは、報酬受け取りの際、振込手数料もかかります。
手数料が高いことでの問題
例えばランサーズで、ランサーが手取り550,000円(税込)欲しい案件の場合。実際クライアントはいくら払わなければならないか、考えてみましょう。
後に述べますが、ランサーズでは手数料計算のためのツールがあるので活用ができます。下記の条件で計算ツールを利用すると割り出される金額がこちら!
ランサー手取り(税込) | 550,000円 |
クライアント支払い(税込) | 69,4911円 |
なんと、144,911円が手数料でもってかれてしまうんです。
ひぇ、、、50万円程度の案件なのに、ものすごい手数料の額ですよね。そこで発生するのが、金額による作業量の認識の違いです。
双方での作業量の認識に差が出る
手数料が大きくなるほど発生しやすくなり、トラブルに繋がる恐れがあります。
- ランサー:これしか報酬がないからこのぐらいしかやらない!
- クライアント:こんなに払ってるのにこれしかやってもらえない!
ランサー(受注者)の手取りが減る
報酬50万程度の案件で、クライアントの支払い額は70万近く、、、。
こんなにクライアントの支払い額が高いと、案件を発注してくれるクライアントが限られてしまいます。よって、自分の手取りを下げるしかない、、、と判断してしまいますよね。
ゆくゆくはユーザーが減るのでは
ランサーズほどの大きな会社であればサービス衰退はないかもしれませんが、手数料が高いとクライアントもランサーも減少に繋がっていきます。
仕事が減れば、さらにランサーが減り、質の低下が懸念されます。また、今後さらに手数料が高くなる可能性もゼロではないというのが不安要素です。
ランサーズは手取りベースで提案しよう!
2023年9月22日現在ではランサーの手取りがクライアントに提示されるシステムではないようなので、トラブルの元になりかねないと感じています。
そこで、自分の手取り額を計算して、手取り額もクライアントに伝えるようにしましょう!
マイページ → 各種ツール → 金額計算ツールで計算が可能です。
手取りベースで考え、「このぐらい手数料で取られている」と、クライアントにも理解してもらえる仕組みで提案してみましょう。