WEBデザインとDTPデザインの違いってなに?

WEBデザインとDTPデザインの違いとは

WEBデザインとDTPデザイン、何が違うのか疑問に思う方はいませんか?

簡単に説明すると、WEBデザインはモニターで見るデザイン、DTPデザインは印刷して手にとるものデザイン、という違いです。

モニターは光で出力し、印刷物はインクで出力しますよね。よって、データの作り方が異なるんです。この違いを理解してそれぞれのデザインデータを作成する必要があります。

WEBデザインはモニターで見るもののデザイン

WEBデザインは、WEBサイトやバナーなどのモニターで見るもののデザインです。

  • WEBサイト
  • バナー
  • アイキャッチ、サムネイル

DTPデザインは印刷して手にとるもののデザイン

DTPデザインは、一般的に印刷して手に取るものを指します。

  • チラシ
  • 名詞
  • パンフレット
  • リーフレット
  • のぼり
  • シール

WEBデザインとDTPデザインをする際の注意点

カラーコードが違う

WEBデザインは「RGB」、DTPデザインは「CMYK」でデータを作成します。RGBはモニターで出力される色、CMYKは印刷物で出力される色のことです。

CMYKで印刷されるチラシなどを、RGBデータで作成してしまうと色が大きく変わってきてしまいます。

ただし、印刷会社やハンドメイドツールなどによっては印刷方法が異なるので、指示に従ってデータを作成しましょう。

WEBデザインRGB
DTPデザインCMYK

解像度が違う

カラーコードと合わせて解像度を変更しなければなりません。一般的にWEBデザインは72dpi、DTPデザインは300~350dpiで作成します。

WEBデザイン72dpi
DTPデザイン300~350dpi

単位が違う

WEBデザインは「px」、DTPデザインは「mm」でデータを作成します。

WEBデザインpx
DTPデザインmm

デザイン後が違う

WEBデザインはコーディング作業があり、DTPデザインは印刷会社に入稿します。

WEBデザインコーディング作業
DTPデザイン印刷会社に入稿

WEBデザインでは出来る限り整数で

DTPデザインデザインでは小数点以下でデザインするケースもありますが、WEBデザインでは基本的に整数でデザインします。

コーディングが面倒になったり、再現できないケースがあるからです↓

専門外のデザインをする場合は要注意

サイズ感の違い

DTPデザイナーの方は小さいフォントを使いがちです。ブラウザによっては10px以下で表示できないケースもあります。

WEBデザインは、一般的に最小フォントサイズは10pxで作成しましょう。

データの作り方を気を付ける

DTPデザインは入稿するため、印刷会社に合わせてしっかりとした入稿データを用意しなければなりません。

カラーコード、解像度、データ作成法など確認しましょう。