真っ白が眩しいと感じる方のためのデザイン

色は、人によって見え方や感じ方が違うことをご存知でしょうか?

デザイナーとして、視覚過敏、視覚障害など、視覚に対して様々な違いがあることを知っておかなければなりません。

今回はその中の1つ、真っ白が眩しいと感じる方のためのデザインを知りましょう。

画面や印刷物の白が眩しいと感じる方がいる

テレビやモニターの真っ白い画面、真っ白い手帳。目がウッとくることはありませんか?以下のような場面で真っ白が苦痛に感じる方がいます。

  • テレビやモニターの真っ白い画面
  • 真っ白いノートや手帳

真っ白が苦手な方、眩しいと感じる方の対策

実は私自身も、テレビCMなどで画面が真っ白になったとき、眩しくて目を伏せてしまいます。

そんな方はPCメガネをするのがオススメです。PCメガネは黄みがかっているので眩しさを抑えてくれます。また、私は白いノートが苦手なので、生成り色のページの手帳やスケッチブックを選択しています。

  • PCメガネをつける
  • テレビやパソコンにブルーライトカットフィルターをつける
  • テレビやパソコンに明るさを調整する、色みを変える
  • 生成り色の紙にする

真っ白にしないWEBデザイン

WEBデザインは背景白と指定されることが多いのですが、ターゲット層によっては真っ白にしないカラーコードの指定も検討してみましょう。

よく使われるカラーコードは以下です。

background-color: #fefefe;

これでも眩しいと感じる方もいるでしょう。一方で、白の色を変えることによって、印象が変わってきてしまうリスクもあります。色選びは慎重に行いましょう。

当サイトでは、より暗い色を指定しています。文字を読ませるために、背景を必ずしも白にする必要はありません。ユーザーに配慮したデザインを行っていきましょう。

background-color: #f7f7f7;